映画

【映画 オススメ】女性にもオススメするギレルモデルトロ映画のススメ

みなさんはギレルモ・デル・トロという監督を知っていますか?

 

知らなーいって方や、『パシフィック・リム』という作品が話題になりテレビでもよくやっているのでアクション映画のイメージが強い方もいるのではないでしょうか。

 

 

『パシフィック・リム』も良いのですが、個人的にそれよりも推したいのがあります。ギレルモ・デル・トロは切ないお話がとても上手いのです。絵面があまりキャッチーではないのですが、女性にもオススメしたい。

という事で、今回は、女性にもおすすめ出来るギレルモ・デル・トロ映画2作品を紹介します。

 

 

 

 

愛されるオタクの伝道者

ギレルモ・デル・トロは、メキシコ出身の映画監督・脚本家・小説家。

主な作品に『デビルズ・バックボーン』『ブレイド2』『ヘルボーイ』『ヘルボーイ2』『パシフィック・リム』『クリムゾン・ピーク』『シェイプ・オブ・ウォーター』があります。

 

 

 

監督はこの愛される見た目から幼少期はイジメにあっていたそうです。(小さい時から色白でぽっちゃりだったそうです)メキシコでは頼りない外見はイジメの対象になってしまっていたそう。そんな生活の希望がテレビでやっていた、ユニバーサルクラシック映画や、日本の怪獣映画やアニメでした。

そこで描かれているクリーチャーや怪獣は、マイノリティーとしてイジメにあっている自分自身でした。

 

ギレルモ・デル・トロの映画は幼少期に観たものが確実にベースにある事が観て取れます。

 

クリーチャーの悲しみや、怪獣映画の派手な絵図。

それらをギレルモ・デル・トロ流にミックスして、どの映画も観たことのないルックに仕上がっています。

ギレルモ・デル・トロは、古き良きオタク文化を現代にアップデートして広めようとしているオタク文化の伝道師なのです。

 

 

彼のコレクションも凄いのです。コレクションをまとめた本も出ています。興味のある方は是非読んで観て下さい。海外では美術館で展示会が行われる程評価されています。

 

 

 

少し脱線してしまいましたが、ここからは誰が観ても面白いギレルモ・デル・トロ映画を紹介していきます。

パンズラビリンス

2006年のメキシコ・スペイン・アメリカ合作映画。監督、脚本はギレルモ・デル・トロ。アカデミー賞の撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞している。

 

あらすじ

内戦後のスペインが舞台。内戦で、父親を亡くした少女オフェリアは母親の再婚相手の陸軍大尉に引き取られる。

ある夜、オフェリアの前に妖精が現れ、森の奥の迷宮に導く。迷宮の番人パンは、オフェリアが地底の王国の姫君だと告げる。姫君である事を証明する為に3つの試練を果たさないといけないらしく、オフェリアは3つの試練に挑むことになる。

この映画は、ルックがかなり良いんですよ。

妖精とか、番人とか言っていますが、見た目は完全にクリーチャー。インパクト抜群のダークファンタジーです。

↑これがパンです。完全に悪者。

 

 

↑試練ではこんな怪物と対峙しなければいけません。

 

 

 

ストーリーも国の内戦に巻き込まれる子供の辛さを描いていて、最後どちらが現実なのかはみなさんが観て確かめてみてください。

シェイプ・オブ・ウォーター

2017年公開。監督、脚本ギレルモ・デル・トロ。

アカデミー賞、作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞の4部門を受賞。ゴールデングローブ賞でも2部門受賞した。

クリーチャーが出るような映画で、アカデミー賞作品賞を受賞するのは初!!素晴らしい快挙です。

 

 

 

あらすじ

1962年の冷戦下のアメリカが舞台。発話障害の女性、イライザは映画館の上にあるアパートで一人暮らしをしつつ、「航空宇宙研究センター」で清掃員として働いている。

ある日、宇宙センターに1体の生物が運び込まれる。その生物は半魚人。高い知能を持つその生物とイライザは、徐々に親密な関係になっていき…

 

信じられないかもしれませんが、この映画は半魚人と人間とのラブストーリーです。

ギレルモ・デル・トロは、ユニバーサルクラシックモンスター達がヒロインと恋が成就しない事や、『美女と野獣』のラストで王子が人間に戻ってしまう事に憤りを感じて、真のラブストーリー

つまり美女でもなく、野獣が人間にもならない

人間と野獣のラブストーリーを作りたいと願い撮ったそうです。

ストーリーもいいですし、画が一々絵画のようで、音楽と相まって、とても気持ちがいい映画です。

 

ちょっと話逸れますが、デル・トロ映画では、いつもクリーチャー役が決まっています。高身長で、スタイルがとてもよく、身振り手振りでの表現力がとても高い。

ダグ・ジョーンズという方です。是非彼の演技にも注目して観てみて下さい。

↑ぜーんぶ、ダグ・ジョーンズ。

 

 

単純なラブストーリーにはなっておらず、冷戦下でのアメリカの男尊女卑や人種差別も扱っています。

主人公が至る所に自在に入れて、国の機密扱っているのにセキュリティーガバガバやな!

と思う方もおられると思うのですが、それぐらい主人公達掃除婦が、

人間扱いされておらず、黒人や女性が重大な情報を持っていても社会的にどうしようもないと思われている証拠なのです。

 

 

 

如何でしたでしょうか、映画もサントラもメイキングも全部に完璧主義なデル・トロの作品達一度観ればハマる事間違いなしです。

是非鑑賞してみて下さい。