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【マンガ オススメ】今一番面白いサッカー漫画、ジャイアントキリングのススメ

今日はマンガの紹介です。

紹介するのは、日本のプロサッカー界を題材にしたマンガ、ジャイアントキリングです。

作者は、作画 ツジトモ、原案 綱元将也、2007年にモーニングで連載開始、単行本は2018年8月現在48巻まで刊行されています。2010年にはテレビアニメ化もされています。Huluでアニメが配信されていますので試しにみてみるのも良いかも。

 

 

 

あらすじ

日本サッカーの1部リーグに所属しているチーム、East Tokyo Uneited(以下ETU)は、毎年降格争いをするような弱小チーム

そんなETUもかつては、人気のある強いチームだった時がありました。

主人公、達海猛がETUに所属して、活躍していた時代です。

時は立ち、達海はETUから離脱して、海外で監督業をしていました。

チームの状況を改善しようとETUのフロント陣は、ETUの監督に迎え入れます。

果たして、達海は、ETUを強いチームに改善する事が出来るのか

主人公、達海猛

 

 

もの凄く簡単に書きましたが、話の触りはこんな感じです。

題名のジャイアントキリングとは、英語で番狂わせの事、スポーツなどで、下位の者が上位の者を負かす事です。

 

 

サッカー知らなくても大丈夫

何を隠そうわたしもサッカーそこまで詳しくありません。

何なら各ポジションの役割とか詳しくなったのはこの漫画のおかげといっていいでしょう。おかげでこの前のW杯も楽しく観れました。

 

この漫画はサッカー漫画ですが、重きを置いているのはそこではありません。こう書くと誤解がありますね、サッカーには重きを置いているのですが…

 

うーん、説明が難しいな…えー、要はこの漫画はスポーツ漫画ってよりは基本は群像劇です。サッカーの試合観ているってよりは、サッカークラブの経営漫画見ているといってもいいと思います。

 

何故なら主人公は、選手ではなく、監督だからです。経営陣とも関わりますし、もちろん選手とも関わります。いい立ち位置の人が主人公なので、日本のプロサッカーリーグ全体を見渡せる構造になっています。

 

 

 

主人公が監督しているETUは完全にオリジナルですが、他のチームは、実際にあるサッカーチームのもじりになっていて、使用しているスタジアムは実際にある物です。

チーム数も大体同じで、漫画では実際にリーグ戦が行われていて、その間に日本代表の試合があったりと、実際にありえるスケジュールで進行しています。

 

地に足の着いた試合描写

ジャイアントキリングの世界観は現実的です。

スポーツ漫画といえば、ちょいちょい現実から乖離した、身体能力や、技が出てきたりしますが、そんなことはありません。

選手達は、得意不得意があり、体力に限りのある人間です。それがさらにリアリティを増しています。

 

又、主人公の達海は、戦略のロジックがしっかりしているので、試合の勝ち方もロジカルで読んでいて納得出来ますし、読んでいると自然にサッカーの知識が深まります。

 

 

キャッチーな絵柄

ツジトモさんは、元々イラストレーターだそうで、絵がキャッチーです。

単純に上手いのではなく、デフォルメの効いた絵柄で、リアルなストーリーと絵柄のギャップが不思議な読み味を生み出しています。

 

 

 

ジャイアントキリングはサッカー漫画ですが、扱っているのはプロの世界です。みんなそれぞれの役割で悩みながら日々成長しています。

プロフェッショナルとは何か、というのがこの漫画の裏テーマでもあるでしょう。実際、ジャイアントキリングの名言をまとめてビジネスマンこそ読むべしといった本も出ているぐらいです。

 

 

 

ジャイアントキリングの良い所は、それだけに留まらず、プロフェッショナルを個々がこなしていった先にあるのがスポーツとしての感動に繋がっています。

 

そしてそれこそが、人がスポーツ観戦する理由なのではないでしょうか。

 

 

 

シリアスな展開もあり、泣かせる展開もありで本当にオススメです、個人的には30巻は何度読んでも涙腺が崩壊してしまいます。是非スポーツがあまり好きではない、サッカーがよくわからないという方も一度読んでみて下さい。損はしませんよ!