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【海外ドラマ オススメ】 13の理由のススメ

今回はNetflixオリジナルドラマ、13の理由の紹介です。

 

2017年、最も多くツイートされるという記録を持つ本作。名前だけは聞いた事あるという方もいるのではないでしょうか。

 

ジェイ・アッシャーの小説が原作、舞台作家でピューリッツァー賞受賞経験のあるブライアン・ヨーキーが脚本、監督は、「スポットライト世紀のスクープ」のトム・マッカーシーが担当しています。

 

 

あらすじ

アメリカの高校が舞台。主人公クレイ・ジェンセンが学校から帰宅すると、玄関に7本のカセットテープが。カセットテープには、2週間前に自殺した同級生、ハンナ・ベイカーが自殺に至った理由が録音されていた。

 

 

極上のミステリー

アメリカの高校生活に興味ない、今更ティーンエージャーの心理に共感できない、自殺の話とか暗そうとネガティブなイメージを持たれる方も多いと思います。

実は、ぼくもSNSで面白いと評判がいいのはよく見ましたが、なんとなく触手が動きませんでした。

 

すると、上記で記載した懸念はやはりありますが、それを吹き飛ばすぐらい脚本の構成がいいのです。

 

 

ヒロインのハンナ・ベイカーは冒頭で既に死んでいます。

主人公のクレイ・ジェンセンの元に、ハンナが録音したテープが送られてきます。テープには自殺するに至った13の理由が録音されており、テープは理由に含まれる人だけに渡されている事がわかる。

死んだ人の謎を解き明かしていく手法は、大体面白いんです、ツインピークスとか。しかしツインピークスとは違い、誰でも観やすく、話のテンポもいい仕上がりになっています。

 

シーズン1は13話。テープを全部聴き終わって、理由が判明して終わります。

 

主人公がテープを聴いているていで、回想シーンに毎回突入。1話につきテープ1面で、1面ごとに理由に当たる学生の話になります。

 

テープが進むにつれ、周りの学生の人となりが見えてきて、主人公の置かれている立場が見えてきます。

 

主人公が、理由を知りたくて、テープを進めるように、気になって観だしたらイッキ観してしまう事でしょう。

 

 

 

キャスティングの妙

キャラクターの設定も素晴らしく、現在のドラマに相応しく、スクールカーストやLGBT問題も取り扱っていて役者達は、それを自然に見せる事に成功しています。

 

なるべく、若手のキャリアの少ないキャストをあえて期用する事で、より感情移入しやすい状況にしているそうです。キャリアが少なくても俳優の方々はとても演技が上手く全員とてもよかったです。日本語吹き替え版もいいですよ。

 

テープを聴いていくうちに、登場人物はそれぞれのコンプレックスと戦っているのがわかる。誰が観ても登場人物の誰かには感情移入する事が出来ます。

 

 

ミステリーとして楽しんだ後、残るのは現代社会への問題提起です。考えるキッカケを与える事で問題が少しでも減る事を製作者達が願っている事がヒシヒシと伝わります。

 

完璧なシーズン1の後のシーズン2が2018年5月に配信されました。

最初蛇足のようにも感じられますが、シーズン2を全部観ると考えは変わります。

シーズン1で終わってしまうと自殺を選んだハンナが肯定されすぎてしまうのです。自殺が良くない事をしっかりと意識させ、クレイがハンナに真の意味で別れを告げられるシーズン2は必要だったでしょう。

 

 

音楽を使った演出もとてもよかったです。サントラも凄くかっこいいので、オススメですよ。

 

このドラマは、Netflixオリジナルなので、もちろんNetflixでしか観れません。無料期間もあるので、是非観てみて下さい。

 

サントラも最高なのです、是非。