映画

【映画 オススメ】ラ・ラ・ランドの感想が変わる豆知識

今回は、アカデミー賞史上最多の14ノミネート、監督賞を含む6部門受賞の映画ラ・ラ・ランドの紹介です。

 

公開当時結構話題になったんで、ご覧になった方も多いのではと思います。

キャッチーな予告とは裏腹にこの映画わかりにくいといいますか、予告の映像から想像する内容と違いミュージカルシーンが少なく、

ストーリーが少し分かり難かった為、賛否両論が巻き起こりました。

 

個人的には、ラストシーン涙無くしては観れない程気に入っている本作。

 

イマイチだった方に、ここを踏まえてもう一度観て!

ってポイントを紹介して行きたいと思います。もちろん観たことない方は、この記事を読んだら是非観てみてください。

 

 

 

 

 

 

あらすじ

エマ・ストーン演じるミアは、女優を目指してオーディションを受けているが中々受からない。ライアン・ゴズリング演じるセブは、売れないジャズピアニスト。

この二人が出会ってなんやかんやあるラブストーリーです

 

 

監督、デイミアンチャゼル

 

 

監督は、当時まだ31歳の若手デイミアン・チャゼル。

彼の前作はジャズドラマーを目指す若者と鬼教官のバトルを描く『セッション』という映画で、批評家からの評価も高く、制作費2.5億円で興行成績は150億円程儲けています。

 

カット割りや編集が切れていて、観ていて気持ちいいのが監督の特徴ですが、前作も今作も音楽を扱っていて、主にジャズ要素が強いです。監督自信もジャズドラマーだったそうです。

 

デイミアン・チャゼルは、前作『セッション』も今回の『ラ・ラ・ランド』も音楽映画では収まり切らないといいますか、

純粋に音楽映画として観ると突っ込むところが多いので、一映画として観るととても面白いです。

 

『セッション』のラストは音楽を使った、主人公と鬼教官との殴り合いの果てに、到達する音楽の高みという変わったラストです。

ちょっと何をいっているかわからないと思うのですが、凄く面白い作品です、こちらも未見の方はどうぞ

サントラもいいですよ

 

 

 

 

 

 

監督がやりたかったのは、ジャック・ドゥミの『シェルブールの雨傘』のようなフランスのミュージカルです。

 

昔カラーが出始めた頃の映画は、カラーと白黒の映画が混在していました。カラフルな画というのはそれだけでウリでした。『ラ・ラ・ランド』もそれに倣ってカラフルな衣装や画が綺麗な作品になっています。色については、これだけが理由ではないのですが、それは後述します。

 

 

 

実写にこだわった撮影

冒頭、高速道路上で、歌って踊るシーンがあるのですが、このシーンCGは使っていません。

遠くに映っている車も全部実際に止めて撮影しています。規模がデカずぎですよね、残念ながら日本じゃ出来ないでしょう…

 

音楽も合間って素晴らしいシーンになっていました。

 

 

 

夕暮れに、ミアとセブがタップダンスを踊る綺麗なシーンでもCGは使っていません。日暮れ前の30分程だけこのような色合いになるマジックアワーという現象を使って撮影しています。

タップシーンは、長回しで続けて撮る為、主演二人は一発で撮り終われる様に3ヶ月ダンスリハーサルを行いました。

結局、3〜5カット掛ってしまい、二日がかりになってしまったそうですが、それでも凄いですよね。

 

 

 

 

服の色は心の状態を表す

ラ・ラ・ランドとは、ロサンゼルスの事なんですけど、もう一つ意味があって、

ロサンゼルスで、女優などを夢見ている人、現実を見れていない人の事もラ・ラ・ランドといいます。

 

これを頭に入れて見ているだけでも全然観た感想が変わると思います、主人公たちが、現実を見れていない、夢を追っているけど、冒頭やっている事は、プロフェッショナルではないのはこの為なんですね、主人公二人はラ・ラ・ランド状態なんです。

 

 

主人公二人の心理状況は、服の色でわかりやすく表現されています。

冒頭、ミアやルームメイトはかなりカラフルな衣装を身に纏いパーティに出かけています。

あれは、完全にラ・ラ・ランド状態です、色がカラフルな時は現実が見れていない時という事です。

 

 

↑中盤、現実が押し寄せてくるのを感じている時の服、かなり色味が抑えられている。

セブは、自分の心を押し殺して、何かをしている時は、スーツの色は暗めです。

ミアといる時は、淡い色の服を着ています。これはミアにのみ心を開いているという事ですね。

 

↑自分の心を押し殺している時は、黒ベース

 

この意味を押さえておくと、ラストの二人の感情を推測しやすいと思います。

以上の事を踏まえて是非もう一度ご覧下さい。

2018年8月現在は、Amazonプライム・ビデオ、Netflixで視聴可能ですよ。

 

 

 

 

 

もう一度言います、サントラもいいですよ。